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2012年6月28日木曜日

陶芸の流れ


こんにちは 浜田です。

ろくろの場合の作業の流れを紹介します。
まず練った粘土をろくろの中心に置き、土殺し(芯出し)をします。

中心が取れて挽ける状態の粘土 今回は並漉の白を10kg

10kg全部を使って大鉢を挽きました。

中に入っているのはマッチ箱
 
 
 そして作品の大きさ、天候によって作品を数時間から数日放置してある程度乾燥させます。

乾燥したらひっくり返して底を削って高台を作ります。
  



  
高台をつけるとこんな感じ

これで成形は完了です

あとは完全に粘土が乾燥するまで放置して、素焼きをします。
以下最近の本焼き
青銅釉茶碗




湯呑み

湯呑み
金そば釉茶碗

 


3年 浜田賢太郎 





2012年6月25日月曜日

作品紹介




どーも(^O^)v 浜田です



いつも俺の作品ばっかり紹介しているので
たまには可愛い後輩の作品(絵付け)を勝手に紹介いたします(了承とってないけど(;・∀・)
どちらも先週の金曜日に焼きあがった出来立てほやほやの作品です♪
まず一つ目は2年の山村さんのです。

次の作品も2年生の秋山さんの作品です。




以上2点いかがでしょう?
今度は自分で挽いた作品に絵を描けるといいですね(^O^)/
浜田賢太郎

2012年6月20日水曜日

六月展

こんにちは 3年の浜田です

いよいよ今学年最初の展覧会
六月展が始まりました。
今年部活に加入した新入生や2年目にしてやっと作品がお披露目できる状態となった人など
これを逃すと次いつ見られるかわからない作品も揃っております。
もちろん精力的に制作に取り込んでいる人の新作も揃っております。
明日の夕方まで開催しておりますので開いたお時間にぜひお越しください(^^♪

場所:学生ホール 談話室
時間:明日(6/21)1限から5限くらいまで


ちなみに浜田の作品は下の3つです。
他にも陶芸作品を展示しております。


青化粧波紋皿

天之羽衣

Akari;華
3年 浜田賢太郎
 



2012年6月17日日曜日

本焼きについて

こんにちは 3年浜田です。

金曜日に行った本焼きの話です。

本焼きとは素焼きした陶器に、ガラス成分と参加金属の呈色成分を調合した釉薬をかけて
1250℃という高温で焼くことによりガラスを溶かし陶器の表面にガラスの被膜を作るのです。
釉薬をかけて焼いた陶器はガラスのコーティングがされるので汚れにくく、食器としてより使いやすいものになります。
一般的な粘土には焼いても吸水性が多少あるため、釉薬をかけることが一般的です。

一方、釉薬をかけていない陶器もあります。備前焼や信楽などが有名です。これらは釉薬をかけずに焼かれており、穴窯や登り窯で焼成されるのが一般的で、燃料の薪の灰が陶器にかかり同じものが二つとなく、釉薬がかかっていないため、粘土の素朴な雰囲気が特徴で、
焼き締めの陶器の表面に細かな穴が無数にあいているためビールの泡がよく立ちおいしくなるという話もあります。

わが美術部の場合ほとんどすべてに釉薬をかけて焼成しています。

うちには窯が2台あります。
去年から稼動している小さいほうは電気窯で、その特徴は安定して酸化焼成でき、マイコン制御によって最初にどう温度を上げるかをプログラミングすれば後は寝ていても焼成が可能です。
酸化焼成というのは 安定した焼き方で焼き上がりの色に差ができにくい焼き方です。


そして今回焼成した大きいほうの窯はガス窯です。

うちの場合ガス窯のためのプロパンガスは4本あります

プロパンガスを燃料にしていて、マイコン制御ができないので窯をたいている間(素焼きで大体8時間、今回やった本焼きで13時間前後)は常にそばにいて窯の中の温度を監視し、ガス量を手動で調節してやる必要があります。


炎を使って焼成するため、どうしても窯の中の酸素を消費してしまい、完全な酸化焼成を行うことはできず、還元焼成気味になります。
還元焼成というのは酸化焼成とは違い窯の中の酸素が不足した状態で焼かれ、釉薬や粘土によっては焼き上がりの色が酸化焼成とはまったく違った色合いになることもあります。

これを窯変(ようへん)といい酸化焼成とは違う味のある作品が出来上がることがあります。
また、ガス量を手動で管理するためその量を上下させるタイミングがそのときに応じて異なり、まったく同じ焼成状況を作ることができません。


このとき大体500℃位

あと少し(1150℃)緑の炎が吹き出てます>_<
ガス窯はデメリットのほうが多いように感じますが、出来上がる作品が粘土と釉薬を同じにしても焼きあがってみるとそれぞれに味が出て穴窯や薪窯ほどではありませんが、面白い風合いが出ることが多く、陶芸家によっては楽な電気窯ではなくガス窯でしか焼成しないという方もいるくらいです。

個人的には電気のほうが楽で好きですが、たまにはガス窯でも作品を焼きたいなぁという感じです。
大体次の日の夕方には窯から出せます。
みんなで窯場で朝から夜中まで過ごすのもたまにだったら楽しいはず。
それではまた機会があったら陶芸について書きたいと思います。
もしかしたら間違っていることもあるかもしれませんがご勘弁を、、、



3年 浜田賢太郎



みんなで夕飯!

2012年6月12日火曜日

油絵講習会など

油絵描いてました。しばらくブログ更新できてなかったので先週のも書きます。消えたとか、ウソだと言って。 6/5 油絵講習会(仮) なつこちゃん あいちゃん 永田ちゃん 桜井さん 渡辺さん そのあとに佐竹くんが参加という盛況☆ ますおくんがジェッソ塗ってくれてたので、 静物画を中心にどんどん描いてけました:-) 6/8 クロッキー会 ますおくん企画 ますおくん 渡辺さん 私 中本くん みずほちゃん いっちー 福田神 桜井さん の順でモデルをし、 あと中沢くんと途中参加の優ちゃんが参加だったかな 八分強で描いてて一時間半ぶっ続けでした。面白w 6/12 油絵描いた 内藤さんから油絵人物画説明を佐竹くんと私が聞く。 写真にグリッド 黄土色でしたがき、黄土色と茶と紺で 陰影つけ、明るいハイライトをかき、溶き油多めに中色でなじませる。の流れかぁ、勉強になります♪ これから油絵聞きたい子は、私は火金と不定期に部室に行くタイプなので、内藤さんと福田神にも教えてもら えるかも。 沢山の子がキャンバスを使って油絵描き、陶芸して絵付けし、クロッキーと、創作意欲に燃えてますね☆6月展が楽しみです(^^ゞ

2012年6月11日月曜日

部会

部会の内容

<6月展について>
六月展シフトの人数が不足しているのでご協力お願いします。→大丈夫です
作品の展示方法、キャプションについて
6月20日の六月展当日の朝搬入に来られない人は事前に作品を部室に用意してわかるようにしておいて下さい。
会期中の搬入も可能です。

<国公立展について>
今年度の国公立展のテーマ、ポスター、目標について

<本ブログの運営について>
記事の投稿・コメントは部員なら自由に行なっていただいて構いません。
ただし他人を不快にするような内容・あまりにも美術部とは関係ない内容は書き込まないでください。(通告なく削除します)
書き込む際は本人を特定できるような情報(本名でなくても可)を最後に記載してください。
写真を投稿する際は解像度に注意して適切なサイズを選択してください。

3年 浜田

2012年6月6日水曜日

年間スケジュール

2012年度のスケジュール(予定)です。
例年通りならこんな感じ

4月  サークル紹介 新歓
5月  スケッチ会 6月展準備
      陶芸 第1回素焼き
6月  20/21日 六月展(学内展示会、学生ホール談話室にて)
     小規模とはいえ大事な活動の1つ
7月
8月
9月   美術合宿 合宿を行い風景などを描きます
10月   学祭準備
11月 学祭(学内展示会、1号館ロッカー室にて)
(陶芸 展示即売会)
12月   忘年会
1月  新年会
      国公立展準備
2月  国公立展準備
3月  国公立展(学外展示会)

浜田

活動内容

活動内容

首都大学東京 美術部は主に
水彩画・油彩画・アクリル画・デッサン
といったいわゆる美術部っぽい活動。

そして他の美術部ではあまり行われていない活動
陶芸
をメインに活動しております。









絵の具箱










フィキサチフとか。ペインティングオイルとか。
割と基本的な物はある。


展示会が近くなると部費でキャンバスがまとめ買いされたりもする。
画材を購入するときは部費から少し出してもらえる。
…かもしれない。









部費は年3000円。

陶芸作品


部費は陶芸の燃料代、土代などにも遣われる。
土を買う。→陶芸を作る。→学祭で販売。→利益。
ぶっちゃけ自転車操業です。

浜田